きらきらした表情で電話をする理絵ちゃんは、本当に女の子だ。

「ねえ、今から友達二人くるけどいい?みんなで一緒ご飯食べよう?ね?」

「あー私そういうの苦手だしいいよ、帰るから。」

「つまらないこと言わないで、もう来るから。ね?」

理絵ちゃんは自分が可愛いことを知っている。じゃなきゃこんな可愛い顔で、笑ったり、困ったり、わがままを言ったりできないと思う。

可愛いわがままに負けた私は、理絵ちゃんの友達とやらを一緒に待っていた。

なるべく遅くならないように帰りたい。
今日はお風呂にゆっくり入りたい、そんなことを考えていた。


友達とやらがやってきて、私のその感情はますます強くなった。

きらきら笑う理絵ちゃんの、きらきらした友達。

男性2名。