「うちの店は
 高級クラブなだけあって
 お客さんは年齢高め
 なんだ。」

『……』

「莉奈ちゃん水商売は
 初めてだったよね?」

『…はぃ』

「どんなイメージなのか
 分からないけど
 うちの店はお客さんの
 隣に座ってお酒を
 作ったり話をしたり
 して接客するんだ。」

『!?!?』

莉奈は目を真ん丸にして
口をポカンと開けて
佐藤さんを見た。