秋都からの返事ももちろんない。


これはきっと、あたしたちの関係は終わったんだ。


そう思わざるを得なかった。



レジ袋の底が抜けないかとヒヤヒヤしながら、なんとか2階の部屋までやってこれた。


「お父さん、ただいまー」


張り裂けそうなレジ袋で足元が見えないまま、玄関で適当に靴を脱いで中へ入ると…。


「遅ぇよ。いつまで買い物してんだよ」


なっ…な、なんと…!