「返事は!?」

「はっ…はい!!」


こうして、先輩メイドのきぬゑさんから指導してもらえることになった。



あたしは、別宅2階の一室を与えられた。

その隣は、影山さんの部屋だそう。


ちなみにきぬゑさんの部屋は、1階の広間の向かいだ。


次に、物置のような部屋に案内されると、きぬゑさんはなにやらクローゼットの中をごそごそと漁っている。


出てきたのは、きぬゑさんが着ているものと同じ黒のワンピースと白いエプロンだった。