「…そうなのか?」

「ええ。忙しいんじゃない?でも、わたしがいるから安心してっ」


…桃香のヤツ、忙しいのか。

それなら、この部屋にこさせるのも…悪いよな。


「そんなことより…!秋都、一旦服を着替えたほうがいいんじゃない?」


真奈美にそう言われて気づいた。

朝から着ていた部屋着が、汗でびっしょりだ。


「パジャマって、どこにある?取ってきてあげるっ」