「よく言うわよ、こんなにフラフラのくせにっ!ほら、わたしに体を預ければいいからっ」


そう言って、真奈美が俺の部屋まで付き添ってくれた。


真奈美じゃなくて桃香を探したが、どこかの掃除に行っているのか、姿が見当たらなかった。


ここ最近、桃香の様子がいつもと違うような気がしていた。

俺に対して…どこかよそよそしいというか、距離を置いているというか…。