「そんなこともあったな〜。真奈美ちゃんは、よく秋都の面倒を見てくれていたからねぇ」


楽しげに話す、お父さんとおじさんと真奈美さん。

だけど、真奈美さんの話は…きっとあたしに向けられている。


小さいときとはいえ、秋都といっしょにお風呂にも入ったことがあるんだ…。

だから、秋都の着替えも手伝うことができたんだ。


あのときは、真奈美さんに負けじと、あたしも秋都を着替えさせてあげたかったけど…。