残念だったな。

このホテルで悪事をしようとしたこと自体が、壮亮くんの敗因なんだよ。


「それに、こいつは他の女と違って、壮亮くんが手懐けるのは無理だと思うよ。…だって、こいつのご主人様は、俺だからっ」


そして、もう1つの敗因は、目をつけたのがこいつだったってこと。

こいつには、もう俺というご主人様がいるんだから、勝手に人のものに手を出そうとした壮亮くんが悪い。