「桃ちゃん、リーチだなんて早いねー」

「これ、リーチか?最近、老眼みたいで見えんっ…」

「違ぇよ、親父。全然空いてねぇじゃんっ。秋都は?」

「俺は、ぼちぼちだな」


男4人でビンゴ。

あっちが気になって、まったく楽しくもない。


そのあと、徐々にリーチが増えていく。


…そして。


「ビンゴ!」


ついに、1人目のビンゴが出た。

しかし、それはあいつではなく、どっかの会社のおっさんだった。