そう叫ぶ声が聞こえた。


…見ると、あいつが恥ずかしげもなくピョンピョンと跳ねて、手を挙げている。


〈おーーっと!早くもリーチの方が出ましたねー!皆様もかんばってください!〉


司会もそれに気づき、会場内の視線は一斉にあいつに注がれていた。


ふと隣を見ると、夏兄と…壮亮くんもいた。


3人で、ビンゴかよ。

楽しそうだなっ。


こっちはと言うと…。