ひと通りの挨拶が終わり、食事やゲームやでようやくパーティーらしくなってきたときに、壮亮くんが声をかけてきた。


「秋都、お前また身長伸びたんじゃないか?」

「そうかな〜?壮亮くんは、髪染めたんだっ」

「ああ。ちょっとイメチェン」


去年会ったときまでは黒髪だった壮亮くんだけど、今は茶髪になっていた。

だけど、チャラくはなく、意外と壮亮くんに似合っていた。