「そっか〜。じゃあ、他に気になるヤツはいないの?」

「…いないですよ!あたしは、あの4兄弟のお世話係で振り回されてるんですから!」


一瞬、秋都の顔が浮かんだけど…。

きっと気のせいだ。


壮亮さんと話していたら、笑いすぎて喉が乾いた。

テーブルに置いていた飲みかけのオレンジジュースをストローで吸う。


〈さぁ、次辺りでビンゴの方が出てくるのではないでしょうか!?〉