「それなら、おれが連れて行くよっ。秋都はせっかくの修学旅行だし、こんなことが起こっちゃったけど、残りの時間を楽しんできたらいいよ〜」

「…あ、そう?じゃあ、お願いしてもいい?」

「任せてっ」


夏兄に地味女を預けると、俺はビーチに戻った。

べつに俺だってとくに予定はなかったけど、夏兄がそう言うなら…。



そのあと、生徒会のメンバーに、地味女がああなった経緯を調査させた。