あたしは自信なさげにそう伝えると、インスタントコーヒーの中に、適当にガムシロップとフレッシュを混ぜた。


スタッフさんからは、「えぇ…そんなに!?」と驚かれるほど、ガムシロップをたっぷりと。


そして、フレッシュで色が薄まったアイスコーヒーを持って、夏芽先輩のところへ。


「…どうぞ」

「ありがと〜」


そして、それを飲んだ夏芽先輩がにこりと微笑んだ。


「うん！これなら飲める」