風になびく、夏芽先輩もステキ…。


ずっと見ていたいのに、他の女の子に押しのけられ、あたしはどんどん後ろのほうへ。

しまいには、夏芽先輩の姿が見えなくなってしまった…!


「ちょっと…、あたしにも見せー…」

「地味女が見て、どうすんのよ!」

「あんたなんかがNATSUMEくんを拝もうだなんて、100年早いんだから!」


そう言って、あたしは除け者扱い。