「泣かなくたって、あの状況ならどうにもならねぇよ」

「でも、冬里くんがきてくれた!」


お前がかわいく泣かねぇから、余計にあいつらの気に障ったっていうのに。

まるで、そうしなかったおかげで、オレが助けにきたみたいな言い方しやがって。


なんか、こいつ…。

他の女と違って、いっしょにいると調子狂う。



そのあと、なぜかこのオレが、地味女の買い物に付き合わされるハメに。