しかし、社長や店長を務めるお父さんは、お世辞でも経営者に向いているとは言えない。

せっかく得た収益は、お客のため、店のため、従業員のためと大盤振る舞いで、毎回赤字売り上げ。


そのせいで、売上上々だった会社も数年後には倒産してしまうことに…。


そうなると、毎回あたしに土下座をして謝罪するのだった。


一家の大黒柱が仕事をなくすだなんて、本当ならばあってはならないこと。