「…そうですか?」

「ああ。桃ちゃんがきてくれてから、なんだかきぬゑさんがさらに若返ったかのように活き活きしているし、家の中も明るくなった気がする」


たまにはミスをしてきぬゑさんに怒られたり、みんなに迷惑をかけてるんじゃないかと思うこともあったけど…。

春陽さんは、そんなふうに見ててくれていたのかな?


「それにしても、その服…桃ちゃんによく似合ってるよね」