「いいんですかっ!?ありがとうございます!」


胸元が肌けたシャツを着て、髪をかき上げたポーズのちょっとセクシーな夏芽先輩の表紙。

あまりのかっこよさに、目が潰れそう…!


家にいるときの緩い雰囲気とは違って、モデルの顔をしたその表紙の先輩に、思わず見惚れてしまう。


「本当に、桃ちゃんは夏芽のことが好きなんだね〜」


そう言って春陽さんは、ベッドに腰かけていたあたしの隣にやってきた。