「それじゃあ、いただきます!」


ストローで吸うと、ハチミツとレモンの甘酸っぱい味が口の中に広がった。


「おいしいっ!レモネードですか?」

「うん。いつも疲れたときに飲みたくなるから、常に冷蔵庫に入れているんだよ」


『作っているのは僕じゃなくて、シェフだけどね』と言って、舌を出してはにかむ春陽さん。


「ありがとうございます!なんだかスッキリしました!」