突然、別世界のようなところに住むことにはなったけど…。

ほら、やっぱり笑っていたからいいことが起きた。


あたしはお母さんの写真を、そっと窓際に飾ったのだった。



次の日からは、きぬゑさんにメイドの仕事を叩き込まれた。


メイドと言ったら、紅茶とお茶菓子をテラスにいるご主人さまに優雅に運ぶようなイメージだったけど…。


「こらぁーーー!おもも!そこっ!拭き残しっ!!」