そのあと四季島家に帰ると、おじさん、春陽さん、夏芽先輩、冬里くんが出迎えてくれた。


…そして。


「おもも〜…!!」


なぜか号泣のきぬゑさん。


「今度無断欠勤したら、タダじゃ済まないよ…!」

「はいっ!もうしません!」


あたしは、ハンカチで目元を拭うきぬゑさんの背中を撫でた。



真奈美さんはと言うと…。

突然急用を思い出したとかで、あっという間に帰ってしまったんだそう。