あたしが買い物から帰ってくるまでの間に、秋都はお父さんに事情を説明したらしく、お父さんはあたしたちの交際を認めてくれている。


…そして。


「桃香。これ食ったら、ウチに帰るぞ」

「うん!」


あたしは再び、四季島家に戻ることとなった。


やっぱり、きぬゑさんといっしょにメイドの仕事がしたい。

それに、また秋都や春陽さん、夏芽先輩、冬里くんといっしょに暮らしたい。