『何?』












『千尋の病気は白血病だよね…………?』



『そうだよ?』










『千尋………夏伊里も……………白血病だったんだ……』







『え……………』





まさかこんな形で‥答えが返ってくるなんて‥‥




『千尋…………ごめんね…千尋は死なないっていったけど、本当は恐いんだ…………』






『うん…………』




『でもっ!あたしは信じたい!夏伊里がペンダントを託した人だから………』





『そだね…………きっと夏伊里も生きたかったんだと思う………だから……』


私はペンダントを握って言った…………




『私は……………生きたいっ!』