「久しぶり」

俺が挨拶をすると

いつもと変わらない雰囲気で

思わず笑った。

「まぁ入れ」

そう言われ懐かしい

翔の部屋に入った。

「·····」

俺が黙っていると翔が言った。

「どうした?」

なので俺は言った。

「お前の部屋変わんねーな」

特に理由はなかったが

中学の頃と全く一緒だった。