本の整理をしているのかな?

本棚の周りを歩きながら

探すけど瀬戸さんは

見当たらない。

結局、瀬戸さんは

どこにもいなかった。

ここには女性の司書さんもいて

その人に聞いてみることにした。

「休み·····?」

「用事なら伝えておきましょうか?」

想定外だった。

「また来るので大丈夫です」

お礼を言って

図書館を出ようとした時、

「真城さん!」

私は呼ばれて振り返った。