「あっ、雪村さん。お疲れ様です、」

『んー。…あ、僕いない間にもう乾杯してるー、』


雪村さんは自室から出てきてすぐに

テーブルの上のグラスを指さした。


『配信見てたよ、雪村。』

『見てたんなら入ってこいよ。せっかく今年ラストなんだからさー、』

『俺らはもう昨日今年最後のコラボ配信したもん。ねー、仁、』


忍さんが言うと

雪村さんは、なにそれ聞いてないんだけど、と渋い顔をした。