『おかえりーー、あー!ゆきと唯ちゃんもう先食べてるじゃんー!』

『……肉まんは外で食うのが美味いんだよ。』

『もー…、ってかそれあれ?すっごい辛いやつ、』


忍さんは、舌痛くない…?と

私の顔を覗き込んでから

雪村さんからコンビニ袋を受け取った。


『……あ、雪村。さっき村瀬[ムラセ]から連絡をあったよ、』

『あー、…クリスマスのやつ?』

『うん。時間区切ったから日程決めようってさ、』