「うん!全然いいよ」

むしろ決めてくれたほうが助かる。

限られた時間内での行動だから、少しでも時間を無駄にしたくないし、計画立てておきたい。


「じゃ、後は俺に任せて?紗良ちゃんは当日を楽しみにしといてくれればいいから」


と言われ、胸が高鳴る。

これは楽しみでしかない。


勇気を出して誘ってよかった!


和子もうまくいってるといいな。

あ、でもそうなると平野くん1人になっちゃうのか…

大丈夫かな?


「楽しみだね、沖縄」

水樹くんを見ると、その笑顔から楽しみにしていることが伝わってくる。

「そうだね!でも水樹くんと同じクラスだったら、もっと楽しかっただろうな〜」


だって、ほとんど一緒に過ごせるってことだもんね。

水樹くんと同じクラスの子たちが少し羨ましいや。