ゆうちゃんに出会ったのは大学2年生の頃だった。
同じ大学で仲の良いメンバーで何となく自然と集まって遊ぶようになって、その中にゆうちゃんも居た。
その時ゆうちゃんは4年生で、もう何かの仕事を既にやっていて就職する必要もないみたいな風に言っていて、どこかふわふわしていた。
みんなと居る時は一番盛り上がって大騒ぎするのに、気がつくとどこにも居なくて探すとどこかで一人ポツンとしていたりして。よく分からないけどなんか気になる存在だった。
海とか遊園地に行ったり、バーベキューをしたりキャンプをしたり、とにかくあたしたちはみんなでつるんでよく遊んだ。先輩後輩関係なく仲良くて。ゆうちゃんは先輩なのにちょっと抜けてて結構いじられやすくて、だけど面倒見も良くて人気があった。
可愛い顔をしているから女の子にもモテるタイプだし、実際遊んでる感じだった。
ちょっと気を抜いたら好きになってしまうかもしれない。だけど報われないんじゃないだろうか。
そんな「何か」を感じ取って、あたしはあえてゆうちゃんから距離を置いていた。
多分、そう思い始めた頃から好きになってしまっていたんだと思う。
同じ大学で仲の良いメンバーで何となく自然と集まって遊ぶようになって、その中にゆうちゃんも居た。
その時ゆうちゃんは4年生で、もう何かの仕事を既にやっていて就職する必要もないみたいな風に言っていて、どこかふわふわしていた。
みんなと居る時は一番盛り上がって大騒ぎするのに、気がつくとどこにも居なくて探すとどこかで一人ポツンとしていたりして。よく分からないけどなんか気になる存在だった。
海とか遊園地に行ったり、バーベキューをしたりキャンプをしたり、とにかくあたしたちはみんなでつるんでよく遊んだ。先輩後輩関係なく仲良くて。ゆうちゃんは先輩なのにちょっと抜けてて結構いじられやすくて、だけど面倒見も良くて人気があった。
可愛い顔をしているから女の子にもモテるタイプだし、実際遊んでる感じだった。
ちょっと気を抜いたら好きになってしまうかもしれない。だけど報われないんじゃないだろうか。
そんな「何か」を感じ取って、あたしはあえてゆうちゃんから距離を置いていた。
多分、そう思い始めた頃から好きになってしまっていたんだと思う。