と、言うわけで私はこれから会えるであろう
命の恩人の先輩に会えるのが楽しみで仕方ない。

「おーし、みんな、席につけー!」
私は担任の花田先生の隣に立った。
「今日から1ヶ月遅れでこのクラスに入った、田村燐さんだ。
みんな、色々教えてやってくれ。」
「田村燐です。よろしくお願いします!」
「じゃあ、席は1番後ろ、空いてるとこだ。」

私は空いてる席へ真っ直ぐ歩いた。
隣は空席だったが、荷物があった。

休みかな?保健室かな?

「よろしくね、燐!」