「何故…あなたが、バールレン卿のことをご存知ですの?」
成程。
じゃあ、そいつが黒か。
「ルティス帝国に『白亜の塔』の持ち込んだ、自称『博士』を名乗ってる男の名前だ。貴族の名前なんだな?」
「バールレン家は、シェルドニア王国で初めて『白亜の塔』が建設されたとき、開発と建造に携わった一族ですの」
なら、奴が『白亜の塔』に関する資料を持っていたとしても、不思議じゃないってことだな。
「でも、まさかバールレン卿が、そんなことをするなんて信じられませんわ」
「あんたが信じられなくても、俺達は起きたことを言ってるんだよ」
「待ってくださいな。バールレン卿は…ルティス帝国に『白亜の塔』の開発資料を持ち込んだ人物というのは、今何処にいるのです?」
「?ルティス帝国に決まってるだろう。ルティス帝国で、反政府組織を起ち上げて、そこに協力している」
「それは有り得ませんわ。わたくしは、つい先日、貴族会議でバールレン卿と顔を合わせたばかりですもの」
…何だと?
ようやく真犯人が見えてきたのに、分からないことになってきたぞ。
成程。
じゃあ、そいつが黒か。
「ルティス帝国に『白亜の塔』の持ち込んだ、自称『博士』を名乗ってる男の名前だ。貴族の名前なんだな?」
「バールレン家は、シェルドニア王国で初めて『白亜の塔』が建設されたとき、開発と建造に携わった一族ですの」
なら、奴が『白亜の塔』に関する資料を持っていたとしても、不思議じゃないってことだな。
「でも、まさかバールレン卿が、そんなことをするなんて信じられませんわ」
「あんたが信じられなくても、俺達は起きたことを言ってるんだよ」
「待ってくださいな。バールレン卿は…ルティス帝国に『白亜の塔』の開発資料を持ち込んだ人物というのは、今何処にいるのです?」
「?ルティス帝国に決まってるだろう。ルティス帝国で、反政府組織を起ち上げて、そこに協力している」
「それは有り得ませんわ。わたくしは、つい先日、貴族会議でバールレン卿と顔を合わせたばかりですもの」
…何だと?
ようやく真犯人が見えてきたのに、分からないことになってきたぞ。


