あれは、蒸し暑い夏の日ー…。


いつものように清宮の組長の樹さんが、うちに来た。
けれど、表情がいつもと違う。


私は不安になりながらも、遊びに来てくれたという嬉しさが勝ってしまい、父と母のところに飛び出してしまった。


「今日は、いいと言うまで外に出てはいけない。」

と言う父の言葉を忘れてー…。

私が飛び出した瞬間、2つの銃声が鳴り響く。

2人が死んだのは、私のせい。


ワタシノセイ…。