3人で話をしていたら、玄関に着いた。

その時後ろから声をかけられた。

「あ、あのぅ。」

「うん?」

「は?」

「え?」

私たち揃って驚く。
だって、急に声をかけられたから…。

「どうしたの?」

首をかしげると、顔が赤くなって言った男の子。

「あああ…あの!お昼休み12過ぎに話があります!!裏庭まで来て下さい。」

「え…あ、はい。」

私の返事を聞くと、そそくさと居なくなっていった。

「これは清宮の若、うかうかしてられないわね。」

「モテモテは大変ですね。」

「ん?なんか言った?」


「「なんでもない。(わ。)」」


そう会話しながら、教室へ向かった。


教室について、椿と満里奈と別れて中に入る。

「おはよう。」

私は笑顔で挨拶をした。

するとなぜだか、どんどん倒れていく人たち。

なんで倒れる!?
どうゆうこと?

1人で焦ってしまった。


クラスのみんなは、その様子を見ながら、

お前が可愛すぎるからだよ!鈍感!!

と思ったのを、莉依は知らない。