お店を出た晴海は、ある人に電話をしていた


「もしもし、お願いしたいことがあるんだけど。
これから写メ送るから、その人の事を調べてほしいの。
どんな男と逢ってるか。
弱みになるようなことはないか」


そう言って、晴海は志穂の写メと志穂の情報を送った。


晴海が電話をした相手とは一体誰なのだろうか?


「調べてどうすんだよ」


「そんなことあなたには関係ない。
とにかく急いで調べて」


晴海はそう言って、電話を切った。


「さぁー、どんなヤバイ話が出てくるかしらね…。
あの女には、一也に知られたらまずいことが絶対にある。
そうすれば、一也は私の元に戻ってくる」