買い物から戻った志穂は、またいつもの様にジグソーパズルに没頭する。


そして、いつもの様にそのまま眠りについた


志穂は夢を見ていた。


その夢に出て来たのは一也だった。


夢の中で一也は志穂にこんなことを言った。


「志穂…、お前は最低な女だ。
俺をずっと騙してた。俺を裏切った。
俺はお前を許さない。
お前を幸せになんてさせない」


この夢で志穂は驚いて目を覚ました。


『何?今の夢、正夢ってやつ。リアル過ぎるよ…』


志穂は冷蔵庫から水を出し一気に飲む。


そして、時計を見ると深夜一時過ぎだった。


『そう言えば、一也からメールが来てたんだ』


志穂はバッグから携帯を出し、メールを読んだ。