「花蓮こそ、可愛くて似合ってるよ〜!!華麗に着こなせてて羨ましいぃ。」
いつもの冗談。ていうか、着こなせてしまうのが逆に悲しい。
椎那はどちらかというと、背伸びして頑張って着てみました、みたいな感じ。
守ってあげたくなるのだ。
「二人共、俺の存在忘れてるの??」
にっこり笑いながら椎那の後ろで密かに額に青筋を浮かべているのは、うちらの幼馴染。
細井 来夢君だ。ちなみに、椎那の彼氏でもある。
彼の祖母譲りの綺麗な金髪と青い瞳が、アメリカ系の血筋を持っていることを物語っている。
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