エピソード4ー春夫との別れー
その時は突然にやって来た。
3月のある日、うちはいつものようにお昼寝してると、なんかワイワイギャーギャー騒ぐ声がして、「うう〜っやかましなぁ〜」と言いながらうちの目に飛び込んで来た光景は、なんと暴対の人らとお父ちゃんが言い合いしてる場面やった。その時うちは、頭によぎった「あっ・・・・父ちゃん、アレしたん誰かにチンコロされた!!」と思い、うちは慌ててトイレに駆け込み和歌山の親分さんにLINE電話をかけた。
でも正直言うと、その後の事は記憶が無い・・・でも、今でも思い出すのは、父ちゃんを抱き締めて「父ちゃん!!絶対、絶対生きてうちの前に帰っておいで!!」と泣きながら言って父ちゃんにした最後のキスやった。
その後父ちゃんは手錠をかけられ、警察に連れて行かれた。
しかし父ちゃんは、うちを裏切り
警察の取り調べでうちの事は嫁では無いと言ったらしく、もう、うちは父ちゃんに対する愛情も、信用も期待さえも無くなった。
うちはこの時に離婚を決めた。
それから、この長い闘いが始まったー。