「あぁ、綺麗だったね。」

「うん。」


観覧車から降りた後は
ひまりちゃんは少し恥ずかしそうに俺の後ろをついて歩いた。


「おいで。」

「あ…うん//」


小走りに走ると俺のジャケットの裾を掴んだ。


ぷ。


なんか可愛いな♪



「キスばっかりで夜景見えなかった?」

「え?あ、あぁ…//」

「また、観覧車乗ろうか?」


カァー


また真っ赤になる彼女の手をにぎって
大きくブンブン振った。


この顔が見たくて
すぐいじめたくなっちゃうんだよね。


かわいいな。