違う…


可愛くないよね…私。


こんな時
あそこにいる女の子みたいに、もっともっとはしゃげればいいのに。


なんで純大はこんな私を好きでいてくれるのかな。正直わかんない。


「ひまりちゃんは…つまらない?」


眉間にシワをよせて、少し悲しそうな顔をした。


「ち、違うよ…」


私の悪いところは
コミュニケーションが足りないところだ。


ちゃんと、伝えないと。

ちゃんと伝えないと分からない。人には伝わらない。