私の前にいる人、財布を忘れたのか焦った様子で店員さんと話している。
はぁ。ついてないなぁ。早く帰りたいのに。
そんなことを思って、チラッと前にいる人の顔を見たら…「あ、、」思わず声が出てしまった。
目が合った。あの人だ。
「どうかしたんですか?」
目が合ったのに無視するのもあれなので一応聞いてみた。
「財布を忘れてしまって…」と男の子は苦笑いで答えた。
「いくらなんですか?」
自分でもなぜこんなことを聞いたのかわからない。
多分、困ってる人をほっとけなかったから…ただそれだけだと思った。
「えっと…。1280円…です。あ、でも大丈夫です!家すぐそこなので後でまた来ます。待たせてしまってすみません。」
と申し訳なさそうにレジから離れようとした男の子に私は…
「はい、2000円。後で返してくれればいいので」
幸い、自分の財布を持ってきていて、中には3000円入っていた。
「え、いいんですか?でも…」
すごく申し訳なさそうに、でも助かったと言わんばかりのほっとした表情が目に見えた。
「いいんです。後ろ…。並んでるのでさっさと済ませちゃってください。」
気づいたら後ろには、私の他に3人ぐらい並んでいた。
はぁ。ついてないなぁ。早く帰りたいのに。
そんなことを思って、チラッと前にいる人の顔を見たら…「あ、、」思わず声が出てしまった。
目が合った。あの人だ。
「どうかしたんですか?」
目が合ったのに無視するのもあれなので一応聞いてみた。
「財布を忘れてしまって…」と男の子は苦笑いで答えた。
「いくらなんですか?」
自分でもなぜこんなことを聞いたのかわからない。
多分、困ってる人をほっとけなかったから…ただそれだけだと思った。
「えっと…。1280円…です。あ、でも大丈夫です!家すぐそこなので後でまた来ます。待たせてしまってすみません。」
と申し訳なさそうにレジから離れようとした男の子に私は…
「はい、2000円。後で返してくれればいいので」
幸い、自分の財布を持ってきていて、中には3000円入っていた。
「え、いいんですか?でも…」
すごく申し訳なさそうに、でも助かったと言わんばかりのほっとした表情が目に見えた。
「いいんです。後ろ…。並んでるのでさっさと済ませちゃってください。」
気づいたら後ろには、私の他に3人ぐらい並んでいた。