俺の言ったことに納得してないような顔で、しぶしぶ風呂場へ向かっていった。 明日は休日だし、久々の自分の家でくつろいでいればいいと思う。 ほんとに目の前にいないと俺が安心できない。 俺の近くにいてほしい。 笑っていてほしい。 泣きたくなったら、俺の腕貸してやる。 それを、しっかり本人に伝えるべきなんだろう。 残念ながら今の俺にはできない。