大きな机の上には沢山の高級そうなスイーツが並ぶ。

「わぁ〜」

どれも美味しそう…。

「ふふっ、好きなだけ食べてね?」

「ありがとうございますっ、」

美味しそうなスイーツのお皿を手に乗せて、フォークで1口サイズに切る。そしてそれを口の中へ入れた。

「ん〜」

なにこれ、美味しすぎる…。

「私、こんなに美味しいもの、食べたことないです…」

「いつでも言って。これくらい食べさせてあげる。」

お言葉に甘えて、味わっていると、凌さんのお母さんが真剣な表情で言葉をこぼした。

「佑香ちゃん、凌は絶対幸せにしてくれるわ。私が言うのもなんだけど、それだけは保証できる。」

「…はい。今も凌さんは沢山優しくしてくれます。今の私に幸せがあるのは全部凌さんのおかげで…。」