僕が君と出会ったのは、中学2年生の時だった。ちょうど「僕」という一人称や男子の制服に1番憧れていた時期だったかな。
僕は中学生の時、美術部に所属していた。そんな僕に、後輩が出来たんだ。
「絵柄、可愛いね」
後輩の1人の女の子の絵を見て素直な感想を言うと、後輩はスケッチブックに描かれたたくさんの落書きを見せてくれてたくさん話をしたんだ。
その日の部活はいつも以上に楽しかったし、後輩とずっと話していたかった。離れたくなかったんだ。
「……一緒に帰ろ?」
離れたくなかったから、僕は後輩にそう声をかける。後輩は「良いですよ~」と笑ったんだ。
「……」
これが、僕の恋の始まりだった。
それから、僕は後輩の――綾香(あやか)ちゃんと一緒に部活で話しながら絵を描いて、一緒に登下校するようになった。
(今日も部活に来てくれると良いけど……)
授業中や掃除中、ふとした時に綾香ちゃんのことを考えるようになっていたんだ。
1人で部室が開くまで待ってる時間、綾香ちゃんが来るまでドキドキしたし、綾香ちゃんの姿を見かけた瞬間、嬉しくなった。
そんな部活の時間が幸せだったんだ。
僕は中学生の時、美術部に所属していた。そんな僕に、後輩が出来たんだ。
「絵柄、可愛いね」
後輩の1人の女の子の絵を見て素直な感想を言うと、後輩はスケッチブックに描かれたたくさんの落書きを見せてくれてたくさん話をしたんだ。
その日の部活はいつも以上に楽しかったし、後輩とずっと話していたかった。離れたくなかったんだ。
「……一緒に帰ろ?」
離れたくなかったから、僕は後輩にそう声をかける。後輩は「良いですよ~」と笑ったんだ。
「……」
これが、僕の恋の始まりだった。
それから、僕は後輩の――綾香(あやか)ちゃんと一緒に部活で話しながら絵を描いて、一緒に登下校するようになった。
(今日も部活に来てくれると良いけど……)
授業中や掃除中、ふとした時に綾香ちゃんのことを考えるようになっていたんだ。
1人で部室が開くまで待ってる時間、綾香ちゃんが来るまでドキドキしたし、綾香ちゃんの姿を見かけた瞬間、嬉しくなった。
そんな部活の時間が幸せだったんだ。