「せ、聖那!だめだよ!」


思わず止めるけど、聖那には全く通用しない。


「いいから。欲しいんでしょ?それなら買うよ」


だってこれすごく高いのに、、、。


店員さんはそのネックレスを丁寧に包装する。


お会計のときに聖那が出したのは現金ではなく、カード。


思わぬ事態にびっくりしたけど、聖那にとっては普通のことみたいだったから何も言わなかった。


そんなこんなでもう夕方。


わたしたちはショッピングモールの近くにある公園にやってきた。