そのいじめは1ヶ月経った今でも続いている。

流石の私も結構メンタルがやられてきてる…。

自分のこと悪く言われるのはいいけど

親やお兄ちゃんの事、中学での友達のこと

まで悪く書かれるのは流石に許せない。

今日こそちゃんと瑠花と話そう…!

そう決心し私は今瑠花の席の前にいる。

「なにその目。なんかある訳?自分が悪いんでしょ?」

冷静に……

「瑠花…一回ちゃんと話そう…?」

「有栖と話すことはもうない」

「お願い…!前みたいにさ…私たち…親友だったじゃん…!!」

「前みたいに?そんなの無理に決まってるでしょ。大体勝手に親友って思い込んでたのは有栖でしょ?有栖のこと親友なんて思ったことない」

その言葉を聞いた瞬間

私の中の何かが崩れていった。

そっか。

瑠花の中では私は最初から親友なんか

じゃなかったんだ。

そう思ったら全部どうでも良くなっちゃって

私はそのまま席に着いた。

「なに?それだけ?意味わかんない」

「あーあw小鳥遊さん可哀想〜www 」

なんて言われてももう何も思わない。

キーンコーンカーンコーン

休み時間が終わり3時間目の始まりの

チャイムが鳴る。

いつも通り…?に授業を受けていると