「私っ本当になにもしてなっ…」

キーンコーンカーンコーン

私の言葉を遮るように朝のチャイムが鳴った。

泣きながら席に戻る瑠花。

泣いている瑠花を慰めながら

私を睨みつけてくる咲良。

チラチラと私を見てくる教室のみんな。

状況が上手く呑み込めず力が抜けたように

自分の席に着く私。











私…これからどうしたらいいんだろう…?