泣き疲れたのか女は少しすると寝落ち

していた。奏が布団を掛けながらこう言った。

「今日はとりあえず泊めるってなったけどさ、これからどうするの?ずっと居させるの?」

それは俺も考えていた。

学校ではいじめられていて、家にも

誰もいなく帰りたくないと言ってるこいつを

この後どうするか。

「とりあえず明日話すか」

そう言って俺たちはそれぞれやる事やって

その日は眠りについた。