早く学校に行って、瑠花に謝ろう。

そう思った私は駆け足で学校へ向かった。

学校に着いたのは8時25分。

30分までに席に座ってればいいから…

「良かった間に合ったぁ〜!」

私は急いで教室へ向かう。

教室に入ると何やらいつもと空気が違う…。

そんなことより私は瑠花に謝りたくて

キョロキョロ教室を見渡す。

あれ…?

瑠花って咲良ちゃんと仲良かったっけ…?

瑠花はコミュ力が高いので別に誰が友達

でもおかしくないのだけれど…。。

じゃなくて…!とりあえず謝らないと…!

私は急いで瑠花のいる方へ行った。

「瑠花〜!今日遅くなってごめんね!」

「……………」

「あれ?瑠花〜?怒ってる…?本当にごめんね…?」

「……はぁ…」

1回目は無視で2回目は溜息。

余程怒っているのだろうか…。

「ご、ごめんね…?次からは気をつけるから…」

そう言うと隣にいた咲良が話しかけてきた

「ねぇ。どうゆう気持ちで今瑠花に話しかけてるの?」

「え…?」

「瑠花から隼人奪っておいて。それで普通に話しかけるって何?」

どうゆう事?私が瑠花から隼人を奪った…?

隼人は瑠花の幼なじみで瑠花の彼氏だ。

私が瑠花の彼氏とるわけない…てゆうか

ぶっちゃけ隼人はタイプでもなんでもない。