「おまえ…天と喋んなって言わなかったっけー?」
青筋をたてた昴くんに、頬をぶちゅと潰された。
……そんなこと言われても。私からじゃないし!
「やめろよ昴」
「天には関係ない。
それより、カラオケ行くだろ?
さっきいいよって言ったもんな?」
「悪いけど、やっぱ行かねー。
そこの女に嘘つかれたから」
「…だから、ごめんっつったじゃん」
「その代わり」
雪森くんが急に私に視線をうつして、
ぎゅっと肩を抱き寄せた。
「!?」
「俺、千花ちゃん送るから。
昴と海はカラオケ楽しんで来なよ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…